高血圧の現状。血圧が高めのかたに。ゴマや魚に含まれる健康成分とは?
年齢を重ねるごとに血圧はだんだんと高くなっていく傾向があります。
現在30歳以上の高血圧の割合は男性で5人に3人、女性で約2人に1人と言われています。
これには食生活が大きく関与していて食生活の欧米化により脂質が増えて血管が固くなっている、食塩をとりすぎていることが主な原因と考えられます。
血圧が高いと心臓に負荷がかかり続けるため心臓の機能が弱る心不全という状態になりやすくなります。
心臓病による死亡の50%を高血圧が占めているといわれています。
他にも血圧が高くなることによる合併症はありますが細かい内容はまた今度、別のブログにて記載したいと思います。
ゴマや魚(イワシ)が血圧を下げる効果があるとされています。
ゴマペプチドやサーディンペプチドと言われる成分で現在使用されている降圧薬と同じような機能があるとされています(弱いACE阻害作用)。
ACE阻害作用とは血圧をあげる体の中の物質が生成されるのを妨げることで血圧が上がらないようにします。
ゴマペプチドはトクホのゴマ麦茶、サーディンペプチドは魚の成分なのでサプリメントとして販売されていることが多いです。
医薬品に使われるような機能があるということで副作用がないか心配な方もいると思いますが血圧を穏やかに下げるためその心配はいらないです。
飲むのをやめると血圧が元に戻るので継続する必要があるのがデメリットであると考えます。
穏やかに血圧を下げるので血圧が140付近になってきた、健康診断で少し高いと注意を受けたかたが高血圧にならないように予防のため使用するのがいいでしょう。