サラシアの効果とは?薬との飲み合わせは?
サラシアとは?
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダで使用されます。
サラシアの効果とは?
サラシアは血糖値の上昇を緩やかにするといわれています。
これは糖類の分解を抑えることによって糖分が吸収されにくくなるといわれています。
そしてこれは、健常人や糖尿病患者での試験により空腹時血糖や体内インスリンへの影響が確認されています。
血糖値の上昇が緩やかになるということでダイエット効果も期待できるでしょう。
腸内での善玉菌の増殖が多くなることも報告されています。これは食事により吸収されなかった糖分が大腸まで届いて善玉菌のえさになることが関係しているとされています。
その他にも血圧や脂質に対して効果があるといわれています。ですがこれを裏付けるデータは確認されていません。
サラシアの安全性は?
サラシアの通常の摂取においては安全とされています。
腹痛や下痢、吐き気など糖の消化不良による症状が出ることがあり、量を多くとればとるほど起こりやすいといわれています。
サラシアを摂取してこのような症状が出た場合は減量するなど調節してとることが必要です。
サラシアと薬との飲み合わせ
サラシアは血糖値に影響を与えることがあり糖尿病で治療している場合は注意が必要です。
特に食事の前に服用する糖の吸収を抑える薬を使用している場合はサラシアの摂取を控えたほうがいいでしょう。
ex)ベイスン®(ボグリボース)、セイブル®(ミグリトール)、グルコバイ®(アカルボース)
その他の血糖値を下げる薬使用している場合も低血糖を起こすことがあるので避けたほうがいいでしょう。
サラシアの摂取が向いている人とは?
血糖値について健康診断で少し注意をうけた場合に使用してみることがいいと思います。
血糖値が普段から低い人が使用すると血糖値がうまく上がらなくなってしまい低血糖症状を起こすことも考えられるからです。
摂取して少したってめまいや吐き気、震えや冷汗が出た場合は血糖値が下がりすぎている可能性があります。
サラシアは妊娠中や授乳中は使用していい?
安全性を確かめたものはほとんど存在しないので使用を避けたほうがいいでしょう。